虚無とは、自己を喪失させ、亡びに導く一つの力であると言える。

虚無とは、自己を喪失させ、亡びに導く一つの力であると言える。虚無に堕ちているか、どうかに気づくことは、結核や癌の早期発見以上に大切なことなのだ。

三浦綾子『光あるうちに』より