『足』ミニ解説  森下辰衛

足(あし)
結核療養所の美津江は同室の少女霧子が妻子ある男に会いに行くのを心配し諫めるが、霧子は自分の足を制することが出来ず妊娠するに至る。愛に飢え罪と共に成長してゆくいのちである人間を慈しみと祈りをこめて描く。

初出 … オール読物1966年2月
出版 … 『病めるときも』朝日新聞社1969年10月
現行 … 『病めるときも』角川文庫・小学館電子全集

『病めるときも』文庫本

『病めるときも』小学館電子全集

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