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静かに戸をあける。鈴がリンリンと澄んだ音を立てた。

静かに戸をあける。鈴がリンリンと澄んだ音を立てた。
靴は一ミリの隙もないように、きちっと揃えてあがる。いつものことながら、恵理子は、母と別れた父の橋宮容一の心情がわかるような気がするのだ。

三浦綾子『果て遠き丘』「春の日 一」
『果て遠き丘』小学館電子全集

オーディオライブラリー『果て遠き丘』朗読:七瀬真結

  • 投稿者: 難波 真実
玄関までの、五メートルほどの道の両側に、ピンクの芝桜が咲き、
十二畳の居間に、母の保子はテレビを見ていた。

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