三浦綾子文学 データベースDATABASE of MIURA AYAKO LITERATURE

三浦綾子文学 データベース

検索
  • and
  • or
  • ホーム
  • データベース記事
  • 作品本文
  • 果て遠き丘
  • 青年はギターを膝に抱え、
  • 作品本文
  • 果て遠き丘

青年はギターを膝に抱え、

青年はギターを膝に抱え、じっと恵理子を凝視していた。恵理子はなぜか、いまだかつてないときめきを覚えた。が、恵理子が視線をそらす前に、青年の視線がそれた。恵理子は、その青年の横顔に目を当ててから、ポプラのそばを離れた。

三浦綾子『果て遠き丘』「春の日 一」
『果て遠き丘』小学館電子全集

オーディオライブラリー『果て遠き丘』朗読:七瀬真結

  • 投稿者: 難波 真実
恵理子は誰かの視線を感じた。
「茶道教授 藤戸ツネ」と書いた看板

関連記事

  1. 「香也子、お前、お姉さんに久しぶりで会ったんだろう。まず挨拶をしたらどうだ。怒るのはそのあとでもいい。なあ、恵理子」 「香也ちゃん、しばらくね」

  2. 「香也子よ!」 保子は母のツネにささやいた。

  3. ツネの眉が、けわしく上がっている。恵理子はふっと、わが祖母ながら、芝居に出てくる小意地の悪い奥女中を見る感じがして、ツネから目をそらせた。

  4. と、丘の上に車が現れた。車は真っすぐに香也子のほうに下ってくる。見覚えのある金井政夫の車だ。

  5. 香也子が、本当に生みの母を慕っているかどうか、容一には疑問である。

  6. 香也子は二人を見ると、ついと顔をそむけた。

種類
  • 作品本文
  • 解説
  • 関連情報
  • 出来事
  • 文学散歩
  • 所蔵資料
所蔵資料形態
  • 本
  • 雑誌
  • 切り抜き
  • 物品
  • 原稿
  • ノート
  • 書簡
  • 視聴覚資料
  • 脚本
  • さし絵
  • 広報資料
  • 参考資料
  • 日記
  • 写真
  • その他

三浦綾子文学 データベース

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • RSS
  • 三浦綾子記念文学館 公式サイトはこちら
  • 三浦綾子・光世作品の使用について

Copyright © 三浦綾子文学 データベース. All Rights Reserved.

PAGE TOP