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「ね、あなた、高砂台はあのあたりかしら」

「ね、あなた、高砂台はあのあたりかしら」
扶代の指さす彼方に、旭川の街と田園をぐるりと囲むなだらかな丘が、やわらかくかすんでいる。
「いや、もっと右手だろう」
容一は腕を組んで目を細めた。小児科医と見られるやさしい表情である。

三浦綾子『果て遠き丘』「春の日 六」
『果て遠き丘』小学館電子全集

オーディオライブラリー『果て遠き丘』朗読:七瀬真結

  • 投稿者: 難波 真実
西に広がる旭川は、数えるほどしかビルのない平たい街だ。
神社のほうに、何かを囲んで人々が群れていた。その群れの中に和服姿の若い娘たちが二十人ほどいる。

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