新しい本が出版されました!

文学館では、6月で20周年を迎えることを記念して、三浦綾子のことをより多くの方に知って頂くきっかけになればと3冊の本の出版を企画しました。エッセイ集2冊と絵本1冊です。
三浦綾子の誕生日に合わせて4月25日に発売されましたので、奥付に記された出版日を見ると、なかなか感慨深いものがあります。

『一日の苦労は、その日だけで十分です』(小学館/税込1512円)では、恋愛・結婚・家庭・病などをテーマにした、三浦綾子のエッセイを集めました。
タイトルにもあるように、生きていくってやはり大変なことですよね。喜びがある一方で、苦労や悩みは尽きません。三浦綾子も大きな苦労を抱えた人でしたが、だからこそ、人を見つめるまなざしは温かく慈しみに満ちていて、多くの人を励まし、希望を与え続けました。
このエッセイでは、時に厳しいことも語られていますが、それは背筋をピッと伸ばす好機として、”道しるべ”のように受け止めてもいいのかもしれません。

『信じ合う 支え合う 三浦綾子・光世エッセイ集』(北海道新聞社/税込1728円)は、タイトルのとおり、夫婦共著のエッセイ集です。
綾子のエッセイは北海道新聞日曜版(1990年10月~1995年)に連載されていたもので、『心のある家』など単行本に収録されましたが今は絶版になっているものです。この連載中、パーキンソン病を患いながら最後の長編小説『銃口』を書いていたので、当時の執筆の背景がよくわかる、貴重な記録でもあります。
光世のエッセイは雑誌や文学館の館報「みほんりん」などに掲載された文章です。解説は田中綾館長が担当しましたので、そちらも楽しみにご覧ください。

絵本『まっかなまっかな木』(北海道新聞社/税込1836円)は、1975年に雑誌「おひさま」に掲載された綾子の童話に、生前交流があった岡本佳子さんの思わず笑顔になる絵が添えられている絵本です。2002年に出版され読み継がれていましたが、残念ながら絶版になっていました。このたびの復刊は本当に嬉しいことですね。お子様方にぜひ読み聞かせてあげてほしい、心温まる1冊です。

新刊の本は、全国の書店や文学館のミュージアムショップでお求め頂けます。
また、通信販売も承りますので、三浦綾子記念文学館WEBにアクセスして頂くか、文学館へお電話(0166-69-2626)にてご注文ください。