企画展こぼれ話9 テレビドラマ

展示準備で資料をあれこれ探していると、わくわくするものに出逢います。

例えば「氷点ブーム」がわかる雑誌の特集や、主題化のレコード、台本……。

作家デビュー作がドラマ化されて、それだけでもすごいことなのに、1時間の連続ドラマ。『氷点』の最初の連続ドラマの時など、その放送時間になると「風呂屋が空になった」とい言われていたほどで、綾子はいきなりお茶の間の人気者になったわけです。

今回の層雲峡・天人峡を舞台にした作品はほとんどがドラマ化されていて、中には『自我の構図』のように雑誌連載とテレビドラマ化が同時という画期的な企画(最初は『愛の誤算』としてスタート)もありました。展示ケースではドラマ化された作品の台本や当時の主題歌のレコードなども紹介しています。よくよく見ると、女優が主題歌を歌っていることがわかり、なかなか驚きです。

当時の新聞のテレビ番組欄を入手しましたので、探してみてくださいね。

 

1989年にテレビ朝日開局30周年記念ドラマとして『氷点』が放送された時は、玉置浩二さんが音楽を担当され、主題歌も歌ってくださいました。大切に保管していたレコード、この機会にぜひ聴いてみてください。

展示は3月25日(日)まで、2階第4展示室で開催しています。