企画展『細川ガラシャ夫人』 明智光秀の娘・玉子の「道ありき」

開催にあたって

「今度は三浦さんに、ぜひ細川ガラシャの伝記を書いてほしいのです。いわばガラシャの『道ありき』を書いてください。」

綾子は自伝『道ありき』などでお世話になった、主婦の友社の社長石川数雄氏からこのような言葉を受けた。1972年夏頃から執筆に取り掛かり、大阪・京都・若狭地方・熊本など取材に出向いた。こうして初の歴史小説『細川ガラシャ夫人』は、1973年1月から1975年5月まで雑誌「主婦の友」に連載、1975年に刊行され、現在は新潮文庫で読み継がれている。
「ガラシャ」とは「恩寵」「grace」という意味の洗礼名で、もとの名を玉子という。玉子はかの明智光秀の娘だった。女性が道具として扱われていた時代に、光秀の娘ゆえの悲劇もあった玉子の「人間らしく生きた」生涯に、綾子は深く感動した。
綾子は「わたしもまたわたしの視点に立って、今の時代を生きる自分の問題として書き綴ってみたい」と執筆に取り組んだ。展示では、玉子の歩んだ道が綾子の道と似ていることに注目して紹介していく。
今回の展示にあたり、主婦の友社及び永青文庫の関係者の皆様に多大なご尽力を賜り深く感謝を申し上げる。

主催者

企画展『細川ガラシャ夫人』 明智光秀の娘・玉子の「道ありき」

開催期間

6月1日(木)~10月29日(日)

※開催期間中、6月~9月までは無休、10月は月曜日休館(月曜祝日の場合は翌日)

開館時間

午前9時~午後5時

入館料金

[大人]500円、[大学・高校生]300円、[小・中学生]100円 ※[賛助会員]無料
[団体割引] 10名様以上は50円引
★土曜日は高校・中学・小学生は無料、同伴の保護者2名まで団体料金適用
★旭川市内の小中高校生が授業の一環として利用する場合は無料(事前にFAXかお電話でご連絡ください)
★障害者手帳をご提示いただいた方は無料

 

『細川ガラシャ夫人』を読みたい方へ

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